関節の痛み

関節痛は放置しておくと進行するものもある。そのため関節痛は早い段階での治療が必要となる。ここでは、関節痛の原因を中心にインフルエンザや風邪(微熱)時の関節痛、妊娠・産後などの関節痛に関する情報を提供します。

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関節の痛み

関節は骨と骨のつなぎ目で動くこと(可動性)と支えること(支持性)という
2つの大切な働きがあります。人間のからだには約140もの関節があり、
それぞれの部分で関節の大きさや形は少しずつ異なっています。関節の痛みは、
何らかの原因で可動性と支持性という関節の基本的な働きが障害されたときに
症状が出現します。
からだは、加齢とともに様々な身体機能が少しずつ低下してきます。関節は
骨と骨のつなぎ目で、身体を動かす機能(可動性)と身体を支える機能(支持性)の
2つの大切な働きを担っており、日常生活動作において常に動き、体重を支える
という過酷な環境です。
関節の加齢変化は、関節の表面を覆っている軟骨の磨耗や変性に始まり、
やがて土台の骨そのものの変形を生ずるようになり、これを変形性関節症と言います。

◇変形性関節症

変形性関節症ではその進行の程度によって関節炎という炎症が生じ、関節の痛みや
腫れなどの症状が現れ、また、骨折や靱帯損傷、軟骨損傷など関節の
大きな外傷の後では、比較的早期に変形性関節症の変化が生ずることが多いです。

しかし関節の痛みは、常に関節炎が原因で起こるとは限りません。
関節の痛みは、炎症性関節痛と非炎症性関節痛の2種類の関節痛です。
炎症性関節痛は膠原病、脊椎関節炎、感染性関節炎、リウマチ熱、痛風、
偽痛風等です。それに対して、非炎症性関節痛は、外傷や上記で述べた
変形性関節疾患等です。
運動によって起こる指、肘(ひじ)や膝(ひざ)、肩などの関節の痛みは
半月板損傷や靭帯損傷などです。
また骨関節症は、関節軟骨の変性および骨棘の突出によるもので、45歳以上
の人に非常に多いです。
関節の痛みの原因には、軟骨の磨耗や変性の他、過度の運動または運動不足、
老化、肥満、免疫異常などもあります。

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変形性膝関節症

変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減り、関節炎や変形を生じて、
痛みなどが起こる病気です。

正常の膝関節では関節の表面は軟骨で覆われており、衝撃を和らげたり、
関節の動きを滑らかにしています。 また、滑膜から分泌される関節液は軟骨の成分である
ヒアルロン酸を含んだ粘りのある液体で、膝関節がスムースに動く潤滑油と
軟骨の栄養の役割を果たしているのです。

初期の変形性膝関節症では、軽度の関節軟骨の磨耗が生じますが痛みなどの自覚
症状はほとんどありません。
軟骨の磨耗がある程度すすむと、膝の曲げ伸ばしや立ち上がり、歩行時の膝にかかる
負担の増加および軟骨、半月板の変性による刺激により関節炎が生じます。
関節炎では、膝を曲げ伸ばしした際の痛み(動作時痛)や曲げ伸ばしの制限
(可動域制限)が生じ、また、関節液が多量に分泌されて関節に水が溜まる
(関節水腫)こともありますが、関節内のヒアルロン酸は逆に減少します。

進行期の変形性膝関節症は、軟骨の磨耗がさらに進み関節の土台の骨(軟骨下骨)が
露出したり骨棘といった骨そのものの変形が生じることが多いです。
この状態では、膝を動かしたり立って歩いたりするたびに硬い骨同士が直接
接触するため強い痛みを生じ、曲げ伸ばしの制限も高度となり日常生活に
おいては大きな障害です。

膝関節痛の治療

変形性膝関節症の治療

変形性膝関節症の治療方法には、大きく分けて保存療法と手術療法の2つがあります。
保存療法にはリハビリテーション、装具療法、薬物療法があり、これらを
組み合わせて行われます。手術療法は、保存療法で効果が得られない場合に
選択されますが、この数は決して多くはありません。変形性膝関節症は、
加齢による関節の変化が主因なので、関節の機能を維持しようとする気持ちがとても大切です。

◇リハビリテーション
変形性膝関節症に対するリハビリテーションの目的は膝の曲げ伸ばしの回復
(可動域訓練)と膝を支える筋力の回復(筋力訓練)です。関節の2大機能である
可動性と支持性を回復させるリハビリテーションは変形性膝関節症の治療のみ
ならず予防法としても大変重要であり、多くの人に積極的に行っていただきたい内容です。
可動域訓練は、変形性膝関節症によって関節の動きが悪くなったり、動く範囲が
狭くなったりした場合に、その動きの改善や動きの範囲を広くするために行われます。
一方、筋力訓練は太ももやひざの周りの筋肉を鍛えてひざ関節を支える力を
強くすることが目的です。

◇投薬治療
変形性膝関節症に限らず現在病気の治療に使う薬は大変多くの種類と様々な
使い方があります。薬物治療の原則は「必要最低限の薬を適切な使い方で」です。
自分のひざの状態をよく理解し、医師とよく相談の上適切な内容を選択してください。
注射(ヒアルロン酸、ステロイド剤)、内服薬、坐薬(非ステロイド系消炎鎮痛剤 )、
外用薬(非ステロイド系消炎鎮痛剤など )を使用します。


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関節痛は放置しておくと進行するものもある。そのため関節痛は早い段階での治療が必要となる。ここでは、関節痛の原因を中心にインフルエンザや風邪(微熱)時の関節痛、妊娠・産後などの関節痛に関する情報を提供します。
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